PPG工法は、杭状地盤補強材として第3者証明を取得し、低層建築物に全国で1万棟を超える採用を得た工法である。この度、社会のニーズに答える形で、基礎ぐいとして採用できるよう、新たに国土交通大臣認定を取得しました。小口径鋼管の先端に鋼管径の3倍程度の拡底翼を取り付けて、先端支持力を向上した鋼管回転貫入工法です。先端部の拡底部は2枚の掘削羽を有し、掘進力に優れています。低騒音、無廃土で環境面に与える負荷の少ない工法です。
- ■環境に優しい「回転圧入工法」低騒音、邸振動、無廃土です。
- ■支持地盤土質を選びません。粘土質、砂質(礫質含む)に対応
- ■鋼管杭種は5タイプ、Φ89.1、Φ101.6、Φ114.3、Φ139.8、Φ165.2
- ■先端拡底は1枚の板からなり、剛性が高くなっています。
- ■低価格対策@高い貫入能力により施工機械を小型化
- ■低価格対策A管材流通コストをスリム化
- ■万全な設計・施工管理、PPG工法協会による徹底管理
- ■中低層規模建築物に特化、必要最小限の鋼管仕様に限定化
1) 基礎ぐいの先端付近の地盤:砂質地盤(礫質地盤を含む)、粘土質地盤
2) 基礎ぐいの周囲の地盤:砂質地盤、粘土質地盤
基礎ぐいの最大施工深さは、くい施工地盤面から基礎ぐいの先端までの長さとし、21.47m(ただし、130D以下)とする。
各階の床面積の合計が500,000u以下の建築物に適用する。